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空っぽな言葉を発して、
空っぽな文字をメールで送る…。
空っぽな笑顔を浮かばせて、
空っぽな気持ちで人付き合いをする…。
空っぽな心で、
空っぽな人生を送る…。
空っぽな言葉は、空っぽな気持ちから生まれ、
空っぽな笑顔は、空っぽな心から生まれる…。
そして空っぽな人付き合いは、空っぽな人生から生まれ、
空っぽな人生は、空っぽな言葉を投げ付ける親や、周りの人間から生まれる…。
苦痛は空っぽなモノを生み、空っぽなモノがまた、苦痛を生む…。
空っぽなモノは人間に、
苦しみ・悲しみ・辛さ・痛みを与え、
生と死のどちらかを選択することを迫る。
死を選んだ者は、苦痛から逃れることを許され、
生を選んだ者は、苦痛を耐えながら、生きて行かなければならない。
しかし、死を選んだ者には何も与えられず、
生を選んだ者には、あるモノが与えられる…。
それは、支えと言う名の、人の優しさである。
支えを得た人間は、苦痛の先にある喜びを感じることを許され、
人の感じる痛みを知り、
今まで感じた痛みから、色々なモノを学び、
生を選んだ者達に、支えと言う名の優しさを注ぐことを命ぜられる。
そして、支えることをを学んだ人間は、
苦痛と優しさを学び、成長することを許される。
全ては、空っぽなモノから始まり、
生か死のどちらかを選ぶことによって、
新たなことを学ぶか、成長出来ぬまま、人生の終演を迎えるかである。
生と死のどちらかを選ぶかは、自分自身であって、その先にあるモノを掴むかどうかも、自分自身によって決まるのである。
あなたは、どちらを選びますか?
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