第2章~『似顔絵』

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ジリリリ~~~~ン💥💥💥‼ 目覚まし時計がなっている。僕は今小学6年生。さあ起きて学校でも行くか。えっ⁉わあーー。遅刻だぁ‼僕の人生初の遅刻でした。 もう1時間目が始まってるけど、僕はゆっくり学校に行った。 今日は何だか町がやけに静かです。人も車も走っていません。いつもの登校時間じゃないから誰もいないだけだな。とおもいながら学校へ向かうと、公園の横にある、クラスメイトの家の窓が開いていた。中には壁にそのクラスメイトが描いた、お父さんの似顔絵が貼ってあった。言っとくが覗きではないぞ。 僕はそんなことは気にせず学校へ向かった。 ガラガラガラ‼ 「あっ、先生すいません、歯が痛くて遅れました」と僕は嘘をついた。人生初の寝坊で遅刻なのに。 まわりを見ると、公園の横にすんでるクラスメイトがいなかった。休みだったんだぁ。僕は単純にそう思った。
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