妊娠

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テキヤの手伝いが終わり、ご飯をご馳走になる事になりお店に入っていい匂~い…って思うハズが 『ヤバィ』 「どうしたん!?」 皆の言う事を聞かずにトイレに駆け込んで、堪えきれなくて吐いてしまった。 [かなり気持ち悪い…車酔いかなぁ…] そうブツブツ言いながら皆のもとに戻り、事情を説明したら優しい親父さんが… 「車酔いか。大丈夫か?沢山食えよぉ」 [ってオイ~気持ち悪いんですよぉ~優しいんだか怖いんだかぁ~] と、そんな事考えてたら横から姉さんが、 「シェリちゃん!生理は?」 『生理?ぁ(゜.゜;は(゜o゜;;遅れてます(._.)』「あんたもしかしたら妊娠してるかもだから帰ったら検査薬買ってみてみなさい」 急にこんな事言われて言葉出なかった。 [え?妊娠?どうしよう…怖いょ…このお腹の中にいるんだよね…どうしよぅ] 帰りの車の中で、そんな事が頭の中をぐるぐると巡ってた。 翔の家につき着替えながら翔に話をした。 『ねぇ。最近気持ち悪くて好きな焼きそばのとか煙草の匂い嗅ぐと気持ち悪くなるん…生理も来てないし…もしか』 と言いかけた時 満面の笑みそしてデカイ声で 「まぢか?検査薬買って調べよう」 私はそれをビックリ顔で見てるしかなかった…汗 「ほらっ!行くぞっ。」 『ぅっうん。』 自転車で2ケツして近くの薬局に向かい店へ入り恥ずかしがりながら検査薬を買い、家へ帰り早速試した所… 『(|)(|)陰性だ…お腹にいる…』 トイレの外で待ってた翔に結果を見せた。 [おろせって言うんだろうなぁ…やだな…] 翔に検査薬を見せ『いるよ』と言った。翔の顔が徐々に笑顔になってくのが見えた。 「ヤッタアァー!!」 急に叫び一人で大はしゃぎをしていた。 私の気持ちも分からないで… [これからどうなるの?身篭るのって凄く怖いよ…急に不安がドッと押し寄せて来たよ…ねぇ…何ではしゃぐの?恐くて堪らないよ…。]
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