0人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
布団に入り夢を見た。
…僕の目の前には一つの火
淡くて儚いでも時に激しく燃える一つの火。
道を照らす一つの火。
その火はいつも青く静かに燃えている。
そして、僕はその火を守ろうと、鉄板で周りを囲む。
風にあたり消えてしまわぬ様。
全ての物から遮断した…
でもそれは、間違いでその火はだんだん弱まり、そして消えた。
一つの火は消え、僕は道を見失った。
気付くと辺りは闇に包まれ、とても静かだった。
何もする事が出来ず…時だけが過ぎていった。
僕はもう闇に慣れてしまっていた。
イヤ…慣れようと頑張っていただけかもしれない。
最初のコメントを投稿しよう!