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僕達は、旅行までに片付けなきゃいけない仕事を済ますのに、また離れ離れになった。
でも、もうあとすぐにユキオとゆったりできる!
そう思うと、仕事も早く時間も早く過ぎていくように感じた。
ほら!
何か目標ができると、それにむかって突っ走れる事ってあるでしょ?
まさしくそれだったんです
そしてあっ!
という間に旅行の前日がやってきたんです。
その日はユキオもやってきて、久しぶりの二人水入らずの時間を過ごしていました。
僕達は明日も早いので、枕を二つ並べて布団に入ったが、ユキオが僕に寄り添ってきたので、僕は腕枕をしてあげた。
そして僕もそのまま眠りについた…
白い雪原に僕は立っていた
どこまでも、どこまでも続く白。
僕はどこを歩いてるんだろう。
あてもなくさまよっていた。しばらく歩いていたら、白の中に赤い何かが遠くに見えた。
近づいて見てみると、赤い一輪のバラの花だった…
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