第3章 バスの中

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えーじが 「そうたん どうしたの?」 と聞きます。 そうたんは泣きながら 「そうたん、かにさんがこわかったの!」 と答えました。 そうたんの涙がポロポロとまりません。 バスから他にも降りてきました。 カメさんです。 えーじがみつけて 「かめさんがいますよー!」 と指差しました。 そうたんは泣きながら かめさんをみました。 「そうたん もうなきませんよぅ」 とえーじが言うと そうたんは涙を手で拭いて 「そうたん、もうないてないよ」 と泣くのを頑張ってとめました。 そうたんとえーじは かめさんについていくことにしました。
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