第1章 誕生日の朝

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白いお家に"そうたん"という 男の子がいます。 そうたんには妹がいて、 そうたんは妹が大好きです。 朝起きたら必ず、 妹"すぅ"の姿を見ないと 気持ちよく目覚められません。 前に1度 そうたんが風邪をひいて ママとすぅが 別の部屋に寝た時は 起きた時すぅの姿が無くて 大泣きしてしまいました。 そうたんはすぅの手を握ったり 足を握ったりするのが大好き。 ママにあんまり強くしちゃ駄目よ って言われちゃうけど ぷくぷくのおててや足をみてると ついつい触ってみたくなっちゃうんです。 パパとそうたんは よくすぅを取り合います。 そうたんはパパが すぅを抱っこしていると パパにすぅが 盗られるような気分になって 「そうたんのいもうと!」 とパパに言います。 でも決まってパパからは 「パパの娘!」 とかえってきます。 実はそうたんは そのパパの反応や、 そのパパとのやりとりが 面白かったりします。 そんな風に そうたんはすぅを 大好きでいるのです。
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