第1章 誕生日の朝

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そうたんは 8月に誕生日がきて 3歳になります。 そうたんは 自分の誕生日が 来るのを 楽しみに 待っていました。 そうして、 待ちに待った 誕生日の朝 起きてみると パパとママが ベットにいません。 すぅの姿もありません。 悲しくなって 泣きながら いつもみんなのいる部屋にいくと パパとママが 泣いていました。 「パパとママぁ なんでないているの?」 そうたんは 聞いてみました。 「すぅがいなくなってしまったんだよ」 とパパ。 「誰かかが連れて行って しまったみたいなの」 とママ。 それを聞いてそうたんは 今日、朝起きた時よりも もっともっと悲しくなって 声をだして泣きました。 パパとママと一緒に わぁんわぁん泣きました。 いっぱい泣いて疲れて 泣くのをそうたんはやめました。 でも、パパとママはまだ泣いています。 そうたんはパパとママが 泣いているのを 見るのが辛くなりました。 すぅがいないのも嫌でたまりません。 どうしたらいいんだろうと いっぱい考えました。 考えて考えて 決めました。 そうたんはすぅを 見つけに行こうと 決めました。
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