第2話・罪、そして罰

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俺は近くのコンビニに行った。 そこで適当にお茶を選び、レジに並んでいる時だった。 《ゾクッ》 あまりの寒気に、持っていたお茶を落としてしまった。 ???「大丈夫ですか?」 通りかかった人が親切に拾ってくれた。 龍「どうも」 お茶を買い終え、コンビニの外へ出ると、さっきお茶を拾ってくれた人が待っていた。 龍「さっきはどうも」 ???「お茶なんて買ってる場合じゃないですよ?」 まただ… さっきほどではないが、また寒気がする。 龍「なんですか?」 ???「さぁ、早く戻らないと。 君は大切なモノをなくしてしまいますよ。」 その時、俺の脳裏に鮮明な映像が流れた。 それは 兄貴と妹が血を流して倒れている姿。 一目散に公園へ戻った。 .
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