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私の記憶は4歳からになる。
父の顔色をうかがいながら、怯えていた。
子供らしい我が儘や甘えなどできず、ある日、母の買物についていき、欲しかった御菓子をポケットにいれた。父の耳に入り、顔面を殴られ血だらけになった。
生まれてから、そういう環境だったので、そういうものなんだと諦めていた。
笑わない、話さない子供だから当然友達などできなかった。
それでも幼心に家より学校がマシだったのか、高熱があっても登校していたそうだ。
私には姉が2人いるが、皆当時の事はトラウマになっている。
父が絶対の宗教のような家…
そして小学5年で私は変化する。
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