24人が本棚に入れています
本棚に追加
中学に入ると、イジメはエスカレートした。
私は生まれつき目が茶色い。この目が気に入らないとコンパスを刺されたり、便器に頭を突っ込まれたりした。
それでも平然としていたある日、中学を仕切っている不良グループに呼ばれた。
内容は、誰にやられてる?何かあったら報告しな。目には目をだよ。との事だった。
先輩の力を借りるのは嫌だったので、自分でやり返した。それがさらに気に入られ、先輩らのたまり場で過ごすようになった。
髪は金髪になり、シンナー中毒になり、あらゆる所にリストカットと私自身が壊れた…
当然、父に何度も殴られたが、私は帰らなくなり、父も他に女を作った。
どうでもよかった。死にたいという感情はなく、ほんとにどうでもよかった。
リストカットは自己満足だった。
最初のコメントを投稿しよう!