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「いたた……」 思い出したように、激しい痛みが頭を襲う。    ……飲みすぎた。   私は痛む頭を押さえながらベッドから立ち上がる。 服も着替えずそのまま寝たらしく、新品のスカートには皺が出来ていた。 スカートを脱ぎ捨て、壁を伝いながらキッチンへと歩く。 一足進むごとに、頭がずきんと痛んだ。
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