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鉄壁の要塞は、闇と同化する
夜空を見上げると、そこはプラネタリウムでみたものと同じ様で、しかし異なった空間があった。
子供ながら、夜空に浮かぶ星々を見上げるのが大好きだった。
──そんなある日──
空に一筋の光が走る。
「わぁー、ながれぼしー♪」
あの頃の自分は、そんな反応しか出来なかっただろう。
その流れ星が………──────────世界を変える、終末の光とも知らないで──────────。
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