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那美希「岬、彼氏さんの話ちゃんと聞いたのかな」
《勘違いとか有り得るし…》
怒った岬が、言いたいことだけ言って切ってしまった、なんてこともなくはないだろう。
那美希は見えない岬の彼氏まで心配になっていた。
~♪
那美希「うわっ!」
ピッ!
《ぎゃーー!!》
突然のことに通話にしてしまった。
しかも相手『ダーリン』だ。
椎葉「押しちゃった?」
那美希「ど、どうしよう!」
慌てていると、電話から『岬!?岬っ!』と声がする。
静磨「とりあえず出たら?」
と静磨。
《だよね……。ここで無視したら、岬が無視したことになっちゃうよね…?》
那美希は怖ず怖ずと携帯を耳に当てる。
那美希「あ、あのぅ」
?『岬!?よかったぁ~!やっと出たっ』
那美希「あ、ご、ごめんなさい。岬の友達です……」
?『えっ!?あっ、そういえば声違うっ!…み、岬は?』
なんか慌ただしい彼氏である。
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