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那美希「私の口から詳しく言えることじゃないんだけど、浮気じゃないと思うよ…」
岬「うん。那美希が言えることじゃないね」
那美希は必死に伝えるが、やはり岬は怒っているようだ。
しかし
那美希「本当、ごめん…」
岬「……私も悪いんだよね。ダーリンの話、ちゃんと聞いてないもん」
那美希の思いが通じたのか、岬はうぅん、と唸り、よし、と気合いを入れた。
岬「分かった。電話する。那美希にも迷惑かけちゃったし…あ、那美希のこと、怒ってないよ」
そういうと岬は、那美希から携帯を受け取り、部屋から出て行った。
戻ってきたのは、1時間目の授業が終わってからだった。
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