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岬「そうかな。絶対寂しがりそう!」
岬は少し首を傾げ、那美希を指差す。
那美希「有り得なっ!!」
那美希が身を乗り出そうとしたら、椎葉がやってきた。
片手に袋を持っている。
椎葉「篠原、これ、この前メールで教えた歌手のCD。よかったら聞いて」
姫「あっ、はいっ!ありがとうございます…」
すーっと来て、すーっと去って行った椎葉。
あのくらいサラサラしてれば…と那美希は思う。
那美希「って、今椎葉くん、姫のこと『篠原』って言った!?メールって、何!?」
前まで『篠原さん』だったのに、呼び捨て。
それにメールってことはアド交換をしたということだ。
姫「はっ、はい!合宿場の図書室行ったとき、メアド交換をさせてもらったんです!それと思い切って『篠原でいいです』って言ったら『じゃあ篠原で』って……」
《おおおっ!ウブな姫が頑張っているっ!》
普段から可愛い姫百合が一層可愛く見えた。
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