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岬「姫~!頑張って!私とダーリンみたいになって!」
岬は姫百合の手を握り、ぶんぶん振る。
姫百合も顔を真っ赤に染めて
姫「頑張ります~っ」
なんていうから、可愛くてしかたない。
《くそーぅ!姫ってば、本当に可愛いなぁっ》
那美希「頑張って!すごい応援するからっ!あー、私も恋したい!」
岬「いるじゃん。恋する相手」
那美希「はぃ?」
岬「結城くん」
那美希「げんなりだわ」
《あいつに恋とか、出来ないから!》
那美希頭を抱え、首を振る。
岬は那美希をじっと見つめる。
岬「よく考えてみなよ!顔もいい、金もいい、頭もいい、しかも言い寄ってきてる!ばっちりじゃん」
那美希「確かにそうだけど…俺様ナルシストじゃん。性格最悪」
岬「性格そこまで悪いとは思わないけど…。まぁ、その辺はあんたが変えればいい!よし、惚れちゃえっ」
那美希「無理だからっ!岬が惚れなよ」
岬「無理!ダーリンだけだからー」
《私も無理だよ…》
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