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それにしても、ちょっと無理しすぎたかな…今度から体調悪い時は体育休むかな…
「嘉奈衣!!」
少しウトウトしかけてきた時、一瞬で眠気が覚めるくらい思い切り戸を開けてきた。
びっくりしてそっちを見ると、…そこにいたのは雄弥!
…あれ、授業は…?
「嘉奈衣、大丈夫か?!」
「うん、大丈夫だけど…授業は?」
「心配だからサボった」
「えぇ~?どんだけー笑」
「こんだけー笑」
何かキョロキョロと周りを見回したかと思うと、来客用の椅子を引っ張り出してきた。
ベッドの隣に椅子を移動させて、雄弥が座る。
「でも良かった、全然動かなかったからさ、心配したじゃん」
「あ、結花達に聞いた…保健室まで運んでくれたって…ありがと。順位…落ちちゃったよね」
「あぁ、気にすんなって!別に何位でもいいし、授業なんかより嘉奈衣のほうがよっぽど大事だよ」
「えへへ…ありがと」
…そういうことさり気なく言うかなぁ…
それは反則だよ…恥ずかしいじゃん。
「まぁ、俺もおんぶしながら嘉奈衣のふくらみの感触、背中で味わってたけど笑」
「はぁ~?!変態じゃん」
…前言撤回。
やっぱり雄也は変態でした。笑
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