†中絶…†

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  初体験の日からあと5日で4ヶ月が経とうというある日、この日はひどい吐き気と頭痛で学校を休んだ。       心配性のお父さんが病院に連れて行くと言ってドキッとしたが、行き先が産婦人科ではなくて総合病院だと聞いて少しホッとした。         「(まだ…バレてない)」     ふらつきながら、昨日電話しながら寝てしまったので充電していなかったケータイを、充電器に差し込む。     それとほぼ同時に、聞き慣れたメール受信音が不意に鳴り響いた。       雄弥だ… 私はすぐにケータイを開いた。       雄弥(本文:メール見たけど大丈夫か?!学校終わったら見舞いに行くから)       時計を見たら、もう授業が始まる時間だ。   急いで送ったのか、絵文字のない質素なメール…だけど、精一杯の気持ちがこもっているのがわかった。       ありがと、雄弥…   なんか、少し落ち着いた気がする。         私の体調は悪いけど、あなたの子どもは元気だよ…     優しく、お腹を撫で回した。    
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