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……なんでも、昔飼ってたペットの豚にそっくりで、里乎いわく、『可愛くて守ってあげたくなる』とのこと。
「…あ……そ、そうなんだ、うん…良かったね」
本人がいいなら、それでOKなんだろーケド。里乎って……少し変わった娘?(あたしもヒトのこと言えないか)
そんな事を考えてると、夕羅の頭が微かに動き、ムニャムニャ言い出した。
「…ん~……綺…流兎ぉ……」
うぎゃあ!?
寝言でヒトの名を呼ぶなぁっ!恥ずかしいから!
またすぐ寝息を立てて眠った夕羅に、赤面する。
「………すんません。」
気が動転したのか、何故かあたしが謝る。
「邪魔しちゃ悪いし、そろそろ退散するね。…綺流兎ももう少し、眠った方がいいわ」
里乎は笑って部屋を出て行こうとした。
「あ…、里乎っ」
「?」
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