アントワネットブルー

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虚ろな私は彼の面影を探していた。 もう生きる気力がなかった… 彼の感覚を体温を知らず知らず追い求め、彼とよく行った湘南の海へ来た。 ふいに彼の声が聴こえた気がした… 辺りを見渡してもいない… 気のせいなのか。 また聴こえた…!! 海の中から! 私は嬉しくなりなんの躊躇もなく海へ飛び込んだ…!!
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