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見知らぬ服装した人から誘いを受けた弘和は、
「行った場合、どんな事をするんですか？」
そう聞くと、
「今君は自殺しようとしただろう？ とゆう事は、生きるのに疲れたとかそうゆう理由のはずだ。だから私は君の負の感情で染まった心がいいと言ったんだ。どうだ？自信をつけたくないか？強くなりたくないか？自分を馬鹿にしたやつを見返したくないか？」
「………」
弘和は少し考えた。強くなる？自信をつける？見返す？そんな事が出来るのか？
「質問があります。仮に強くなったとしましょう。僕には何か失う物はあるんですか？」
「……君次第だよ。詳しい事はその強くなれる場所で教えよう。返事はすぐにとは言わない。また明日ここに来る。その時に返事を聞かせてくれたらいい。」
そう言うと、その人は黒い闇に包まれて消えた。
弘和はその夜、家の自室で深く考えた。自分に強くなれる力が手に入る……。考えた事もなかった。
でも、何か失う……かもしれない。
そんな事を考えながら、夜は過ぎていった…
次の日…
同じ時間、同じ場所に行くと、その人はいた。
「どうだ？答えは決まったか？」
「はい。決まりました。」
続く…
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