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「あぁ怖かったぁ…」
「なんで襲われてたんだ?」
「わからないんですよ。いきなり現れて殺すって言われて…」
「……おそらく出場メンバーを減らすため、自分の負担を少しでも軽くするために弱い奴ばかりを狙っているんだろう。」
「あの…、出場メンバーって何の事ですか?」
「…後で言うつもりだったが、近い場所に闘技場がある…そこで100年に一度開かれる特別な大会に出場するメンバーの事だ。それにお前が参加する。」
初耳だった。僕が闘技場の出場メンバー?なんか話が違う…
「そんな話聞いてませんよ!僕は強くなれる特別な力をもらえると言ったから来たのに…」
「それは本当だ。ちゃんと約束する。ただその力のテストをしてみたいだろ?」「えぇ…まあ、それはどんな力かわからないから試したいですけど…」
「そうだろ?そのために出場してもらうんだ。」
「はぁ…」
弘和には予想外の事だったが、弘和は力がもらえるなら構わない、そう思った。「どこでその力をもらえるんですか?」
「私達が住んでいる家をしばらく北ヘ進んだ所に研究所がある。そこでもらえる。まあ、楽しみにしていろ。」
続く
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