🈲新しく生まれ出る物🈲

『序章』

『第二章』　　～葛藤～

地震かと思う程の揺れだ。
　その揺れに耐え切れず、互いにぶつかり、ついには押し出されそうになった💦。
　新参者は、言う。
「お前が出て行ったら、事は丸く収まるんじゃ！💢💢」
　ボクも言い返す。
「そない言われても、出口は固く閉ざされてますし、出たい気持ちは山々なんですけど、主人に逆らうわけには…😅」
　…弱い💧
さらに新参者は続ける。
「はよせな巻き添いくらうやんけ！💢💢💢」
　(もう嫌だ！😭)
　ボクは初めて主人に逆らった💦。
　ドンドンドン「出して下さい！😣」
おもいっきり叫びながら叩いた。

少し頭が出た😓。
　主人も抵抗する😔。
やはりすぐに閉まってしまい、中に押し戻される😓。
　何度も叫びながら叩き続けた😣。
主人も必死に抵抗している😔。
　「出してぇな😢」
泣きそうだ。
　それでも主人は、かたくなに出口を閉ざしている😔💦。
　意を決して頭を出した。
それでも主人の力にはかなわない👊。
またすぐに押し戻される💧。
少し体も硬くなってきた💦。
このままでは、詰まってしまう😣💦。
と、その時…

　揺れが治まった😌。
　何とか耐えた😌。
新参者のイタイ視線が気にかかる💧。
早く出たい💦。
　それでも主人は、出してくれず、数時間が過ぎた…。するとまた、少しだけ揺れだした💦
…