~終りが始まり?
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「私は、貴方の中に眠る魂の記憶の一つだからです」 女性はそう言うと、ひとつの手鏡を取り出し、俺に手渡した。 なんとも不思議な鏡だ… 七色に光り、なんとも言えない綺麗な光を放っている。 俺は、鏡を見ると、まるで鏡に吸い込まれるような感覚に襲われ、そして、何かが俺の頭に流れこんできた。 そう……これが不思議な体験のはじまりだった。 長い、長い記憶の……
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