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弟くん
とうとう キミがお姉ちゃんになる日がきた!
3250㌘
なぜか産声が聞こえない。
チラッと 見えた体が 紫色に見えた…
…死んでるの?…
『どうして 泣かないの!?』
先生は慌てる事なく、弟くんの口に水を流し込んだ。
すると、やっと産声が聞こえた。
ホッとして 泣いちゃったよ…。
産道を出て来るときに へその緒が首に
巻きつき、そのまま出てきたらしい。
お姉ちゃんは 何度も 何度も弟くんの名前を呼んでいたね!
『早く、一緒に遊びたいなぁ!』って…
少し、待ってあげてね!
そして 戦争が始まった。
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