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広い高原を囲む山々と海
それを納める領主、パトリック・ザラが亡くなりその一人息子アスラン・ザラが跡を継いだ
アスランは、父の事業を任され隣国へ長い間住んでいた
父が急病だと手紙が届き、急いで戻ったが既に父は他界し、そのまま父の納めていた土地の領主になった
「すまないな、ミゲル」
『いいって事よ。でもあんま悲しんで無いんだなー』
「長く会ってなかったし、そんなに仲も良くなかったからな」
アスランつめた~いと電話の向こうで叫んだのは同僚だったミゲル
自分の事業を任せる事にした
「ああ、すまない。また客が来た様だ」
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