1ーオクリモノー

5/11
前へ
/11ページ
次へ
男が足元を見 「お前も立って挨拶をしなさい」 と声をかけた 机の向こうから現れた小さな影 俯いているので顔が見えない 「…キラです…」 小さな声で挨拶をするその首には首輪 立ち上がる時鎖の様な音もした 奴隷だ 「押し売りに来たのか?」 「いえ、これは私のほんの気持ちでございます」 つまりこれをアスランに献上するという事だった 「これは男ですが、綺麗な顔をしていますのでアスラン様も気に入りますかと」 「使用人は間に合っている」 言い放つアスランに笑う男  
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

122人が本棚に入れています
本棚に追加