1ーオクリモノー

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「ありがとうございます。では…」 男は執事の案内で出て言った 残された二人 「えと…キラ…?」 少年の前にしゃがみ顔を覗き込む 商人の男が言った様に少年は綺麗な顔をしていた 特に目が綺麗だとアスランはぼんやり思った 「綺麗な紫だね。珍しい…違う国から来たの?」 こくりと頷く少年 「そう…」 足を見ると肩幅以上開けない様に鎖が付けてあった 「これの…鍵ある?」 そう尋ねると小さな手を差し出し開いた 小さい鍵がのっている 「これだね」 受け取り外してやると足首にくっきりと酷い痣が付いている  
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