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「ありがとうございます。では…」
男は執事の案内で出て言った
残された二人
「えと…キラ…?」
少年の前にしゃがみ顔を覗き込む
商人の男が言った様に少年は綺麗な顔をしていた
特に目が綺麗だとアスランはぼんやり思った
「綺麗な紫だね。珍しい…違う国から来たの?」
こくりと頷く少年
「そう…」
足を見ると肩幅以上開けない様に鎖が付けてあった
「これの…鍵ある?」
そう尋ねると小さな手を差し出し開いた
小さい鍵がのっている
「これだね」
受け取り外してやると足首にくっきりと酷い痣が付いている
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