忍び寄る魔の手

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小学校6年生になった頃、俺は音楽に興味をもち始めたり髪の毛を伸ばして染めたりするようになっていた もちろんエッチな事にも興味がわいてきた そんなある日のこと 晩ご飯を食べた後いつものように部屋でテレビを見ていると、突然リビングから泣き声が聞こえてきた 驚いてリビングを覗くと、かぁちゃんが一人で泣いてる姿があった 誰もいないのに一人で泣いている どぅしたんやろぅ… そぅ思いつつも聞くのも何か気まずさがあった為、俺はそのまま部屋に戻り音楽を聴いた おかしいと思ったがその時はあまり気には止めてなかった これが一生背負うこととなるかぁちゃんの病気の始まりなど当時の俺は知るよしもなかった
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