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とりあえずは、中身が気になるので開けてみることにした。
しかし、玄関で開けるのもどうかと、思い段ボールを抱えて居間に移動した。
段ボールを床に置いた時、不気味な事が起きた。突然段ボールの中から音がしたのだ。段ボールの中で何かが暴れているみたいだった。
段ボールの大きさは50cmの立方体で何が入っていても可笑しくない。
「………………」
中身を確認せず、今すぐ捨てに行きたいがもし危険な物だったら近所にまで迷惑かかってしまう。
(……仕方がない)
俺は恐る恐る段ボールに近づく、今も激しく動いたりしてるが確認するしかない。
「せめて危なく無い物であってくれよ」
そうつぶやいて段ボールの口についていたガムテープを引き剥がした。そして、ゆっくり開けようした瞬間何かが勢い良く段ボールを飛び出して来て俺の顎を直撃した。
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