ーprologueー

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俺は一條悠聖(イチジョウユウセイ) 歳は16歳。 ガリ勉が集まるような超進学校に通う高校一年生。 そんなガリ勉ばかりの中にいて俺達の周りは少し違った。 容姿端麗、成績優秀、素行最悪な奴らが集まった。 俺に合う友達は学校にはそいつらしかいなかった。 いつも一緒に行動していた俺達。 いつしか心友となった俺達はあることをきっかけに次第に夜の世界に染まっていく。 その時俺は運命の女と出会った。 『愛珠』 初めて会った時の君はとても綺麗だったよ。 まるで初雪のようにキラキラと輝いていた。 でも見た目とは反対に君の心は愛に飢えていて寂しかったんだよね。 愛されることしか知らない俺と愛することしか知らない君。 このときの俺は君を愛せることが最高の幸せだった。 いつまでも一緒にいたいと思った。 なぁ、知ってたか? 俺は会った瞬間に君に心を奪われたんだよ。 「ただ君がいることが こんなにも幸せだなんて 思いもしなかった 君が僕にくれたものは かけがえのない愛の証 僕の心の中には今でも 君の笑顔や泣き顔が 会えなくなった今でも 永遠に刻まれているんだ」
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