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朝の広い道を僕は親友2人と一緒に歩いている。
僕は
天宮 憂貴<あまみやゆうき>
聖南高校の学生だ。
一緒にいるのが親友で幼なじみの
希崎 心弥<きざきしんや>と麻倉 篤<あさくらあつし>
2人共、同じく聖南高校の学生でクラスメートだ。
「それでな、あいつ…なんてコメントしたか分かるか?」
篤が僕らに聴いてくる
「「さぁ??」」
僕と心弥が同時に返事をする。
何故か、心弥とはよくハモってしまう。
「それがな………
「おっはょー!!」」
篤が言っている最中に急に後ろから次々に僕らの肩を叩いて挨拶する女子がいた。
彼女は
真鍋 菜月<まなべなつき>
心弥と篤の2人と同じ幼なじみで親友でクラスメートでクラス1のムードメーカーだ(いき過ぎるところもあるけど💧)。
菜月の少し後ろにもう一人の女子がいる。
彼女は
七瀬 このみ<ななせこのみ>
彼女も幼なじみだけど、一つ年下の後輩だ。
「えへへ、憂くんおはよー✨」
そう言って挨拶する
「うん。おはよう、このみ、菜月」
「おはよう、このみちゃん、菜月」
「おはよっ!2人共」
心弥と篤も菜月とこのみに挨拶を返す。
「ところで、三人は何の話をしてたの?」
挨拶を終えると菜月が話に入り込んでくる
「あぁ、よくぞ聴いてくれました!
実は………」
「ちょっと!話の続きは後で。間に合わなくなるよ💦」
僕は再び話始めようとする篤を制して、僕らは登校を急ぎ始める。
この何でもない他愛もない日常が
もうすぐ終わるなんて
僕らは………
知るよしもなかった
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