一ヶ月前

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途中、家の近くのコンビニに寄り、ビールを二人分買って 急いでマンションに向かった。              時間はもう8時をまわっている。 ガチャ‥‥‥ ドアを開けると、中からスープかなにかのいい匂いがしてきた。 その匂いと共に明るい声がした。 「あっ秀!お帰り!」 「おう!ただいま」 こいつは 神山 楓、オレの彼女 楓とは大学の同期で、そのときから付き合っている。 楓は大手の製薬会社の研究部に勤める優秀な研究員……らしいが、オレも正直どんなことを研究してるのか分からない。 オレはすぐに着替えて楓特製のカレーを食べた。 「うんめぇ~!! マジ、楓の料理はなんでもウマイな!!」 「ちょっと秀、おおげさだよ!」 照れながら言う楓がまた可愛かった。 楓とは一緒には住んでいるわけではないが、こうして毎日のように飯を作って待っててくれる まぁ、自慢の彼女だ。 オレ達はカレーを食べ終わると、どうでもいい話しをダラダラと喋っていた。 だが、楽しい時間はあっという間に終わってしまうようで、 楓が帰る時間になる。
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