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すると‥‥
プルルルルルル‥‥プルルルルルル
(また…いたずら電話か!?)
少し警戒しながら電話をとる
「も…もしもし?」
《あっ!秀? 》
そこにはいつもの明るい声がした
「な…なんだ楓か‥‥」
《え~~なんだってなによぉ~!じゃあ誰がよかったの!?》
ホッと胸を撫で下ろす
「いやいや!楓でよかったよ! ところでどうしたの今日は?」
《うん…あのね、今日研究部のみんなと打ち合わせで遅くなっちゃったの‥‥ほら!私さ、企画担当になったでしょ?》
「あぁそっかぁ、なら仕方ないな」
オレの考えてたことは当たっていた
「そんなに仕事して大丈夫か?」
《へーきへーき!私体だけは丈夫だからさ!》
「ハハ まぁな!」
《それじゃあね!明日は行くから》
「あぁ よろしく!」
楓と話してるとなんだか元気がでてきた。
オレの幸せな時間…
だが、こんな幸せな時間は長くは続かない…
これからオレの生活は…
人生は…
地獄へと落ちていく
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