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第二次川中島決戦
あれから二年の月日が流れた。氷室はいつものように武術に勤しんでいた。
すると氷室の屋敷に伝令が駆け込んで来た。
『馬上から失礼いたす。大殿が信濃国に侵入、それに呼応するかのように武田軍が我が領地に移動、両軍戦構えをみせております。各隊は至急川中島に出陣しろとの命でございます。』
その報せを聞くと氷室は急いで川中島に駆け付けた。両軍ともに前にも増してビリビリと痺れるような闘志を燃やす。
そして武田軍が千曲川を渡り、戦いが始まった。
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