オルゴールの音

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「う………うぅ……」 重たい意識のなか、罵声が飛び交っているのがぼんやりとわかる。 「吾大様から離れなさい!貴方はここにいていい人ではない!」 「イヤ!!アナタタチニハワタサナイ!!」 この声は… 「ショー…ン…?お母…様…??」 私はまだ鳩子としての時の意識を持っていた。 「あ…貴方…」 私を見つめて驚くようにしていた凉子。 「寿々…子…?」 寿々子?誰…??
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