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「で？って何よひかり？」
「どうやって倒したの？」
ちょっとちょっとお……
「ひかりが倒すつもり?」
「やっつける！……ハカセと一緒に」
「やっつけ……」
……続き、見たくなくなって来たなあ……
これはヤバいぞ。
ひかりは単純だから勇者になった気分でいるかも。
……いや、勇者になった気分を楽しんでいる気分かも。ややこしい。
でも怖がる私をからかって遊んでる部分もあるはずだ。間違いない。
【その気性の激しさから『炎王(えんのう)』と呼ばれた僧がいた。
彼はこの大妖怪を封じ込める為、まず広大な結界を張り、その中で闘った。
壮絶な死闘の末、罵喰は『殺夢石』と呼ばれる巨石に封印される。
現在の『夢咲地蔵』はこの殺夢石を削り取って作られた。】
「で？」
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