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「ねぇ~大学にさ~イケメンいない訳!?
こぉー私好みのイケメン!!
かつ、女のルックスにはこだわらないイケメン~ッ!!」
冒頭から大暴走してますが、これが私
さすがに本名はマズイから名前は……あおい
名字でも名前でもいけそうだし、今は気になるこの名前
「お前なぁ…相変わらずイケメンにだらしねーの??懲りねぇーなぁ…」
何だか皆呆れてる
今は高校時代の、よくわからん男子達と飲んでる最中だ
私は一人暮らしする為だけに短大に入り、この街でより自由にイケメンを探し回っているのだ!!
「あ~いるわ……」
一人が呟いた
彼はB'zの稲葉サンを結構ダメにした感じの男だから、稲葉にするけど皆ごめんなさいって事で…
何ですと!!
「何なにナニ??詳しくッ!!」
稲葉に詰め寄る私
落ち着け私…
「最近仲良くなったんだけど…オシャレだし、色白でスラッとしてて…バンドもやってるらしいぞ」
ヨッよだれ!
久々に大ヒットってか、ホームランの予感!!
「けど、あおいには勿体無ッ!!ウグッ??」
「わぁーかぁーってるわよねぇー??」
襟刳り掴まれ、稲葉は言いかけたというか、言い間違えただけであろう言葉は発せず、ひたすら頷く
「わぁーぃ!じゃぁ~1日でも早く紹介してねッ!!」
皆ドンビキ
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