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「そうだ、君はつまり、会話するときに相手の話。要するに情報を受け取って、それから、それを元として、話を切り出さないか。その意味では、誰もが論理的に考えている。無意識と言うのはありえない。なぜなら会話が成立しないからだ。いや待てよ。一般的にはだが、催眠術やマインドコントロールと言った類にはそうとは限らない。特殊な例があるかもしれない。しかし、私は一般的なことを述べているのだから、私のどこがおかしい」
「数学が好きな人たちならお前の話にすげー、興味を持ってくれるだろうよ。しかし、逆の場合、お前の証明じみた話まで聴かなきゃならないんだ」
「それは不可能だ。相手によって、話し方を変える。ましてや、混乱の源に綱がることになるのでは。二通りの人間と同じに話をしている場合、話の食い違い、つまり、矛盾が生じる。ましてや自分の話し方180度、切り替えるためには、別の言語を使用していることと同じになるのだから、タイムラグが生じて中々進まなくなる。したがって、やりたくない。よって、出来ない」
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