天辺へ…

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 少し走ると、すぐに山の入口に着いた。  山は近くで見ると更に大きく、十分に手入れもされているように見えた。  登山口は、神社の鳥居を思わせるような立派なものだった。 「凄いなぁ」 「でしょ!!この山は特別なんだ」 「そうなんだぁ…」 「さぁ、登ろう!」  正平が感動していると、天美はそう言って歩き出した。 「おい、ちょっと!」  正平はまた慌てて後を追った。
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