村へ…

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「あ~~! 疲れた」  荷物の搬入が半分近く終わった頃、少年は家の裏の木陰で横になって休んでいた。もちろん無断でだ。  しばらく涼んでいると、家の正面から少年を呼ぶ声が聞こえた。  「おーい! まだ終わってないぞ」  「ヤバい!」  とにかく疲れていた少年は、搬入をサボりたい一心で、とっさに見知らぬ村を駆け出しだ。山に向かって…。
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