―夢の君―

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横「平気って言っても、寂しいやんな…」 ユウキ「お母さんは跡を継ぐためにアタシ達を置いて実家に帰ったの。あんな人どうでもいいの」 横「跡を継ぐ…?」 ユウキ「アタシのおじいさんは昔の安藤財閥。つまり今の安藤グループの社長なの」 横「え…!?」 ユウキ「お母さんは次期社長なの」 横「え…?」 ユウキ「お母さん…兄弟いないから…アタシも一人っ子だし…お母さんの次の社長候補なんだけどさ」 横「絶対なん…?」 ユウキ「アタシに弟が出来なかったらね」 横「でも今二人ってことは…」 ユウキ「無理だろうね」 横「俺がっ」 ユウキ「え?」 横「俺が守るからっ!!侑紀のこと好きやからっ」 ユウキ「横…うん。ありがとう。って好きっ!!?」 横「返事は半年後でっ!!」 ユウキ「…知恵熱出るかも」 ヒナ「横に告られた?笑」 ユウキ「うわあっ!!びっっっくりしたあ!!」 ヒナ「ビビりすぎやろ!!笑」 ユウキ「ヒナが急に出てくるからっ!!もう!!馬鹿っ!!」 ヒナ「ははは!!侑紀よりましやわ!!」 ユウキ「ひっどーい!!」 ヒナ「ばーか!!」 ユウキ「信じらんないっ!!」 亮「ヒナ、侑紀独り占めしすぎ」 ヒナ「知るか!!」 亮「ヒナのあほーっ!!」 .
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