―夢の君―

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ユウキ「寂しがんないよっ!!全然…寂しくないもん…」 忠「強がり」 ユウキ「強がってなんか…」 忠「嘘」 ユウキ「っアタシ…嫌われた、よね…」 忠「…誰に?」 ユウキ「ヒナに…」 忠「あほっ!!そう簡単に嫌われへんわっ!!」 ユウキ「でもっ…」 忠「泣きい!!泣きたいときは涙が枯れるまで泣くのが一番や!!」 ユウキ「う~っ…」 忠「辛いときはいつでもそばにおるから…」 ユウキ「う~…ぐすっ…」 ギュッ ユウキ「た、たっちょん!?」 忠「もう少し…このままでもええ?」 ユウキ「っうん…」 ガチャ ヒナ「…え?」 忠「っヒナ!?」 ユウキ「ヒナ!?」 ヒナ「なんで…抱き合ってんの?」 忠「俺が一方的に抱きしめただけやからっ!!」 ヒナ「侑紀も…手、回してたやん…」 ユウキ「アタシが悪いんだよ!!たっちょんに甘えたのはアタシだし!!」 ヒナ「もうええわ。今日は誰かの部屋行くし、荷物…取りに来ただけやから」 ユウキ「ヒナっ!!」 ヒナ「…何?」 ユウキ「…っ」 ヒナ「用無いんやったら行くで」 ユウキ「ヒナ…!!」 ヒナ「侑紀…放っといて」 ガチャン ユウキ「…」 忠「ごめんな…俺…」 ユウキ「いいよ…謝んないで…アタシが悪いんだから…」 .
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