―夢の君―

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ユウキ「じゃあ、姫ちゃんでいい?」 姫「…あ…うん…ええよ」 忠「姫華、あいつのことまだ引きずってるん…?」 姫「智のこと?そう簡単には忘れられへんよ…」 忠「あれはお前のせいやないよ」 姫「姫華のせいや」 忠「どうしようもなかったんやって…」 姫「姫華は智より自分を選んだ最低な奴やで」 忠「姫華…」 ヒナ「どういうことやねん!!なんで姫華が…」 丸「あいつは嫌がらせうけてたけど嫌がらせで学校出てったわけやない」 ヒナ「は?」 丸「フランスに留学してたんや」 ヒナ「なんでフランス?」 丸「パティシエになりたいらしい」 ヒナ「それでわざわざ…」 丸「どっちにしろめんどいことになったな…」 ヒナ「ああ…それより姫華はまだ智哉のこと引きずってるんかな?」 丸「あいつが一番ショックうけとったからなあ…」 ヒナ「あいつのせいやないんやけどな…」 アイリ「侑紀!!さっきの方って…」 ユウキ「ヒナの元彼らしいね」 アイリ「…嫌じゃないんですか?」 ユウキ「嫌だよ?でもヒナの過去までアタシのものにはできないし、振られちゃった様なもんだよ」 アイリ「侑紀…馬鹿ですね…まだ九月までは時間があります!!振り向かせればいいんですよ!!」 .
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