―遅刻魔―

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忠「暇やから」 ユウキ「はいっ!?」 忠「あと…侑紀の底力を誉めにきてん」 ユウキ「え…」 忠「ヒナに言いに行ったんやろ?偉いやん」 ユウキ「アタシ…弱虫のままだった…」 忠「え?」 ユウキ「たっちょんとのこと何もないんだって言えなかった」 忠「…」 ユウキ「ヒナがあまりにもいつも通りだったから」 忠「あんな、侑紀。あいつ色々背負ってんねん。でもな、お前やったら助けられる!!やから…頑張れ」 ユウキ「たっちょん……アタシ…九月まで好きって言うの我慢する!!」 忠「は?」 ユウキ「決めたの」 忠「そやな…侑紀が告ってもうたら皆…」 ユウキ「なあに?」 忠「なんでもないで…侑紀が決めたんやったらそうしたらええよ」 ユウキ「うん…ありがと…」 忠「ほな、帰るわ」 ユウキ「うん!!おやすみ」 忠「おやすみ」 丸「んで?なんでまだここに居んねん!!」 ヒナ「会ったら…好きやって言いそうになんねん」 丸「お前まだ言わんの?あの事…」 ヒナ「侑紀に言ってもしゃあないやろ」 丸「やからって言わんと行く気なん?」 ヒナ「行く日にはちゃんと好きって言うから…」 丸「遅いんちゃう?」 ヒナ「その方がええねん…」 .
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