第二話

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  「俺は、未来から来た、イマジンと呼ばれる存在だ」   頭を抱える矢車は気にせずに、男はさらに続けた。 矢車は、別の方向を向いていた意識を元の向きに戻す。男、イマジンを睨みつけたら、記憶に関する不信感は何故か綺麗さっぱりと消えた。   「俺たちイマジンの目的は、歴史の改変」   俺“たち”、と言うことは、イマジンとは名前ではなく怪人の種類のことで、仲間もたくさんいるということだろうか?   「さぁ、改めて言うぞ。ベルトとゼクターを渡せ」 「やだよ。そんな頼みは聞けないね!」  
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