勘違い

2/5
11892人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
折角の休みなのに 「外せない用事があるから会えない」 だなんて 私は不機嫌な顔で 街を歩いていた 『はぁ、デートしたかったな…』 私がガックリ肩を下ろしていると 「大丈夫か?」 【あんまり……大丈夫じゃな……い、かな?】 大きな荷物を持った 女の子と 『………アレって』 私の彼氏がいた 「どれ、持ってやるから」 彼氏は女の子の荷物を持つと私に気付かずに 歩き去っていった 『あああああの馬鹿~!!』 ‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡ 『おい!お前!』 私は2人を追いかけて行き 声をかけた 「ん?げっ!?何でここにいるんだ!?」 『そんな事はどうでもいい!外せない用事って、そそそそその娘とでっででデートだったのか!?』 私は女の子を指差した 【ふぇ?僕?】 『そうよ!アナタ!』 【というか、どちら様ですか?】 『~~~~っ!?そいつの彼女よ!』 私は今度は彼氏を指差して叫んだ 【………あぁ~、なる程、そうゆう事】 女の子はニヤリと笑い彼氏に腕にしがみついた
/244ページ

最初のコメントを投稿しよう!