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秋風が北風になり、寒い季節がやってきた…。
事件が一段落してからもう数週間…
季節はいつの間にか冬になり、12月となっていた。
俺と涼香はあの一件以来、お互い素直になってきた。
涼は俺に素直に好きな気持ちを伝えてくる。
俺も以前に比べたら、素直になった思う。
デートの回数もちょっとずつではあるが、増えてきた。
そして…
心の変化も実感してきた。
涼の事をいつも考えとる。
好きや。
めっちゃ好きや。
それは素直に言える。
愛しくて、愛しくて…たまらん。
涼…。
そんなある日―
昇流
『もうすぐ冬休みやなぁ✨』
直巳
『せやなぁ✨休みや✨』
昇流
『どーせ千晶とデート三昧なんやろ⁉』
直巳
『てへっ❤』
功弥
『あーあ、やってられへんわ💦笑っ』
昇流
『あれ?もう一人の幸福野郎は⁉』
直巳
『聞かんでもわかるやろ💧』
功弥
『あんにゃろめ💧』
昇流
『そーゆー直ぉ、千晶どないしてん⁉』
直巳
『…舞子と先帰った💧』
功弥
『あらー…💧』
直巳
『最近なんか冷たいんよなぁ…なんかしたか?俺💧』
昇流が直巳の肩をポンと叩き…一言。
昇流
『ヤリ過ぎ…。』
ゴンっ…
一方―
拓翔
『あーさぶっ💦』
涼香
『せやなぁ💕』
拓翔
『もーすぐ冬休みやしなぁ💧』
涼香
『うん💕』
拓翔
『…なんか嬉しそやな?』
涼香
『そーお⁉💕』
拓翔
『…………涼香…。』
涼香
『何?』
拓翔
『ちゅっ❤』
涼香
『ん…っ❤』
???
『おーおー、熱い熱い💦』
拓翔・涼香
『へ⁉』
琉稀
『お前ら、まだ夜には早いでぇ⁉』
拓翔
『リューキセンパイ💦見てたんスか💦』
琉稀
『いやでも見えるわいっ💦』
拓翔
『そーゆーセンパイこそ…女連れてれやないっスか💧』
琉稀
『まーなっ❤笑っ』
拓翔
『あれ…この前駅前にいましたよね…?あん時確かショートヘア…』
ガッ‼
琉稀
『(アホっ‼それは言うたらあかんっ‼‼)』
拓翔
『(センパイ…また取っ替え引っ替えしてるんスか💧)』
琉稀
『(今日連れとるコは、やっと落としたんや💦頼むから黙っとってくれ💦)』
拓翔
『(ハイハイ💧)』
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