第四章~深愛~

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秋風が北風になり、寒い季節がやってきた…。 事件が一段落してからもう数週間… 季節はいつの間にか冬になり、12月となっていた。 俺と涼香はあの一件以来、お互い素直になってきた。 涼は俺に素直に好きな気持ちを伝えてくる。 俺も以前に比べたら、素直になった思う。 デートの回数もちょっとずつではあるが、増えてきた。 そして… 心の変化も実感してきた。 涼の事をいつも考えとる。 好きや。 めっちゃ好きや。 それは素直に言える。 愛しくて、愛しくて…たまらん。 涼…。 そんなある日― 昇流 『もうすぐ冬休みやなぁ✨』 直巳 『せやなぁ✨休みや✨』 昇流 『どーせ千晶とデート三昧なんやろ⁉』 直巳 『てへっ❤』 功弥 『あーあ、やってられへんわ💦笑っ』 昇流 『あれ?もう一人の幸福野郎は⁉』 直巳 『聞かんでもわかるやろ💧』 功弥 『あんにゃろめ💧』 昇流 『そーゆー直ぉ、千晶どないしてん⁉』 直巳 『…舞子と先帰った💧』 功弥 『あらー…💧』 直巳 『最近なんか冷たいんよなぁ…なんかしたか?俺💧』 昇流が直巳の肩をポンと叩き…一言。 昇流 『ヤリ過ぎ…。』 ゴンっ… 一方― 拓翔 『あーさぶっ💦』 涼香 『せやなぁ💕』 拓翔 『もーすぐ冬休みやしなぁ💧』 涼香 『うん💕』 拓翔 『…なんか嬉しそやな?』 涼香 『そーお⁉💕』 拓翔 『…………涼香…。』 涼香 『何?』 拓翔 『ちゅっ❤』 涼香 『ん…っ❤』 ??? 『おーおー、熱い熱い💦』 拓翔・涼香 『へ⁉』 琉稀 『お前ら、まだ夜には早いでぇ⁉』 拓翔 『リューキセンパイ💦見てたんスか💦』 琉稀 『いやでも見えるわいっ💦』 拓翔 『そーゆーセンパイこそ…女連れてれやないっスか💧』 琉稀 『まーなっ❤笑っ』 拓翔 『あれ…この前駅前にいましたよね…?あん時確かショートヘア…』 ガッ‼ 琉稀 『(アホっ‼それは言うたらあかんっ‼‼)』 拓翔 『(センパイ…また取っ替え引っ替えしてるんスか💧)』 琉稀 『(今日連れとるコは、やっと落としたんや💦頼むから黙っとってくれ💦)』 拓翔 『(ハイハイ💧)』
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