第四章~深愛~

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涼香 『何言うてんの💦辛気臭なるやん💦』 拓翔 『あ、あぁ…悪い💧そーいやー…』 ―この後、二人は色んな話で盛り上がった。 1時間…2時間… そんな時やった… プルルルル…🎵 プルルルル…🎵 家の電話が鳴った。 拓翔 『誰や…』 自分の部屋の子機を取る。 母親 『拓ちゃん?かーさんやけど…』 拓翔 『おかん?どないしてん?』 母親 『今駅前にいてんねんけど、駅でお姉ちゃんに会ったからご飯食べて行こう思うてんねんけど、アンタも来るよね?』 拓翔 『飯かぁ…俺ええわ。』 母親 『あらそーお?ほななんか買うてこーか?』 拓翔 『うん。なんか適当に買うてきてや。』 母親 『わかった✨おとーさん帰ってきたらそう言うといて。』 拓翔 『おとんはどーせ飲んでくるやろ💧』 母親 『多分ね💧あのじじは、きまぐれやからね💧じゃ、ね✨』 拓翔 『あーい』 かちゃん… 涼香 『お母…さん?』 拓翔 『あぁ。姉キと飯食うてくるんやと。』 涼香 『ほーなんや…』 拓翔 『あぁ…』 涼香 『…。』 拓翔 『…。』 (なんか…気まずいやん…) しばらく、二人の間に沈黙が流れた。 シュボ… ふぅー💨🚬 …ふぅー💨 …ふぅー💨 ……………。 あかん… 間が持たん… 涼香 『…ねぇ…』 拓翔 『ん⁉あ⁉』 涼香 『…怜と…した時も…こんな感じやったん?』 拓翔 『あ…いや…』 涼香 『…アタシとは…キスもしてくれへんの…?』 拓翔 『涼…』 ちゅ… んちゅ… 涼香 『ん…んんっ…』 部屋には… 二人の唇を重ねあう音と… 切ない吐息が… 響き渡っていた…。
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